一眼レフ、ミラーレスでマニュアルモードを使う前に覚える3つのこと。3つ目~絞り編~

マニュアルでカメラを操作する前に覚える事、

  1. ISO感度
  2. シャッタースピード
  3. 絞り

3つのうちの最後は「3.絞り」についてです。

絞りってなに?

絞りはカメラではF値で表示されています。

(カメラというよりはレンズの絞りですのでレンズに依存する値なのですが)

絞りとはレンズの中の羽を開かせたり狭めたりすることでレンズから入る光の量を調節する仕組みです。

この仕組み実は動物の瞳にも備わっている機能なんです。

もちろん我々人間にも備わっていますがわかりずらいので猫の目で見てみましょう。

 

上の写真が暗い場所での瞳の状態です。

暗い場所ではたくさんの光を取り込まないといけないため、瞳が大きくなっている事が分かります。

一方明るい場所では瞳が大きいと眩しいですので取り入れる光を調整するために瞳が細くなっている事が分かります。

この光を取り込む量の調整をカメラではレンズ内部にある数枚の羽を使って穴の大きさを調整しているんです。

F1.8とかだとレンズの穴が大きくなり取り込む光の量が増えるので

明るく写ります。

逆に

F12とかだとレンズの穴が小さくなり取り込む光の量が少なくなり

暗く写ります。

ただ、カメラは動物と違ってシャッターという機能がありますよね。

そうなんです。

カメラは最終的に「絞り」と「シャッタースピード」で明るさを調整しているんです。

つまり

Fの値が小さければ取り込む光の量も多いのでシャッタースピードを早くしなければいけません。

このようにカメラはこの光取り込む量を調整する「絞り」の機能と「シャッタースピード」の関係で写真の明るさを決めているのです。

絞りによる「ボケ」の効果

絞りによる効果は光の取り込みを調整する効果だけではありません。

絞りは「ボケ」のコントロールを行うことも出来ます。

これは焦点が合っている場所が浅くなることにより周りがボケているように見えるんです。

この焦点のあっている深さを被写界深度といいます。

ボケは絞りのF値が小さいほど被写界深度が浅くなりたくさんボケます。

こんな感じ

上の写真はF1.8で撮ったものになります。文字のところにピントが合っていますが、奥に向かうにしたがってボケているのが分かりますね。

次は絞りのF値を大きくしてみましょう

上の写真はF9まで上げた写真になりますが、奥の壁紙のボコボコが見えるようになっていますね。ボケが少なくなっている事がわかります。

 

このように絞りのF値を上げ下げする事で色々な表現が可能になります。

何度も繰り返しますが、絞りとシャッタースピードは相互関係になりますので全体をくっきりハッキリ写すにはシャッタースピードを落とす必要があります。この場合、手持ちで撮影する場合は手振れの心配もありますので、明るさが足りずに手持ちで撮影するのは限界だなと感じた際はISO感度を上げると良いです。

以上でマニュアル撮影をする際に覚える事3つの説明は終了です。

とは言っても実際にはどのように設定したらいいかわからないと思いますので、次回は具体的なマニュアルの撮り方、「実践編」をやってみたいと思います。

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