当たり前だと思っていた事が、よそから見たら実は当たり前じゃなかったという経験はないだろうか?
私は九州に住んでいるのですが、先日、関東から来た出張者から聞かれたことに驚かされました。
関東人「そういえば昨日、コンビニで肉まん買ったら酢醤油とからしは付けますか?って聞かれたんですけど、あれどういう事ですか?」と聞かれたのです。
え!?どういう事もこういう事も肉まんに酢醤油付けるかって意味だよ!
いや、ホントにどういう事だ!?
関東人に酢醤油を肉まんにつけたことないの?と聞くと「そんな食べ方一度もない」と言うのです。・・・うぬぬ
そんな訳あるか!と思いながらネットで調べてみました。
九州以外の地域では肉まんに酢醤油をつけてない
マジでした。
調べてみると
- 九州・・・酢醤油&からし
- 関西・・・からし
- 関東周辺・・・なにもつけない
という事実が。
何もつけないって、嘘だろ・・・実際に関東の人に聞いてみると肉まんに何かをつけて食べる発想はなかったと言っていました。って事は肉まんを買っても何も聞かれないって事ですよね。九州のコンビニでは店員さんが「酢醤油とからしはお付けしますか?」と最近では聞いてくるものの、昔は何も言わない時は黙って袋に酢醤油、からしを入れてくれたものです。
そりゃ、私も運転中など手の離せない時なんかは、そのまま何もつけずにパクリとしますが、ゆっくり味わいたい時は酢醤油で味変を楽しみたいのです。
文化なのでしょうが、何もないというのは少し寂しい気がしますね。
そもそも何で肉まんに酢醤油をつけるようになったのか?
元はどうやら中国料理、台湾料理に黒酢をつけて食べるのを真似して、黒酢のない日本では酢と醤油を混ぜた物をつけるようになったのがそもそもの始まりのようです。個人的には、油っぽいので口の中をサッパリさせる為につけて食べるようになったのかと思いました。
ほら、あれです、餃子にも酢醤油つけて食べるじゃないですか?それと同じです。
・・・あれ?
まさか餃子に酢醤油つけるのって九州だけ?
これも調べたら九州~大阪辺りではタレとして酢醤油をつける人が多く、関東はコショウや何もつけないって人もいるようです。
で、なぜ九州で酢醤油をつけはじめたかというと、長崎に中華料理が広まったからだそうです。
うーん。日本内での食文化の違いって自分が知らないだけで、いっぱいあるんだろうなぁ。
九州外の人は一度試してみて欲しい!
是非関東からお越しの際は、酢醤油をコンビニでもらってかけて食べてみてください。
・・・え?どうやって食べるのかって?
そういえばみんなどうやって食べてるんだろう。ネットで見たら皿に出して餃子のようにチョンチョンっとつけて食べてる人もいました。しかし、それは皿がある場合にしかできません。
なので、どこでも食べられる私の食べ方をご紹介しましす。
肉まん 酢醤油の使い方
私流の食べ方です。異論は受け付けません。
まずは一口。パクリ!

これくらい食べて、素材その物の味を楽しみましょう。
次に酢醤油を開けて・・・

アンめがけて一気に流し込みます。この時周りの生地にかかると下までしみ込まないので注意です。

こんな感じでアンに突き刺して注入させるのがいいですね。
全部吸わせたら。軽くモミモミしましょう。
好みもあるので、最初のうちはちょっと具にかけてみる事をお勧めします。
酢醤油をかけるとサッパリしてうまいですよ!
違いを知る事は楽しい
いやー、それにしてもホント、カルチャーショックでしたわ。
でも今回の件は驚きと同時に違いを知る楽しさもありましたね。
楽しい結構関東の人と交流があるので、今後も何か職の違いについて話してみようと思います。