カメラと言ってもメーカーも違えば、ミラーレスとか一眼レフとか種類もいっぱいあってどれを買っていいのか迷っちゃいますよね・・・。
交換式のカメラであればレンズだって選ばなくちゃいけない・・・
でも大丈夫。
たった一つの事をするだけで、あなたが手に入れるべきカメラとレンズに出会う事が出来ます。
たった一つの事
それは・・・
惚れに惚れ込んだ写真を見つける事です。
え?カメラを見つけるのに何で好きな写真を見つけるんだ?
と思われるかもしれませんが、これが理想のカメラとレンズを見付ける一番の近道です。
その為にも自分が「いいなぁ」「好きだな」と思える写真を出来るだけ多く見つけましょう。
そうしているうちに、中でも「これは!」と思う写真が出てくると思います。
それがあなたが惚れに惚れ込んだ写真ということになります。
そして、その惚れに惚れ込んだ写真を撮ったカメラとレンズを突き止めるのです。
そう・・・それが
あなたの理想のカメラとレンズです。
「いやいや、撮ってる人の腕でいくらでもいい写真は撮れるでしょ」
とお思いのあなた。
それは大きな間違いです!
もちろんその人のセンスもあるのは確かですが、幸か不幸か写真というのは機材で決まってしまうのです。
ピアノやギター等、楽器でプロと同じものを買ったとしても当然、同じように弾けるわけではないですが、カメラにおいてはプロと同じ物を使えば同じように写ります。
それは、ある程度の操作方法なんかを覚えてしまえば後はボタンを押すだけ。
同じ設定であればボタンを押す人が変わっても同じ物を撮れば同じように写ります。
そう、そこになんの技術もありません。
これが、惚れ込んだ写真が見つかったらその写真を撮ったカメラとレンズを買ったほうがいいという理由なんです。
仮にこれを無視して他のカメラを買ったとしても、いつまでも理想の写真を撮ったカメラを追い求める事になります。
それが例えばかなり高額だとしたら諦めがつくのでしょうが・・・
私も初めてカメラを買う際に色々と考えました。
そもそもカメラを買おうと思ったのが、ダカフェ日記というサイトを見たのがきっかけでした。

「うわ~。ボケがめちゃくちゃキレイだなぁ。こんな子供の写真撮りたいなぁ。」
そう思いました。
ダカフェ日記の写真は「CANONの5D Mark2」というフルサイズ一眼レフに明るい単焦点レンズを付けたもので撮られた写真でした。
でも私は特にカメラの事を調べずに、「最初はこれくらいのカメラとキットレンズから始めて、腕を磨いてからいいカメラにする!」と思い、中級機のAPS-Cの一眼レフを買いました。
しかし、かなり早い段階でフルサイズ機と明るいレンズに乗り換えました。
今考えると最初に買ったカメラは買わずにいたほうが、お財布的にも優しかったし、理想の写真に近づくのもかなり近道だったと思います。
なので、自分の理想の写真が撮れるカメラを探している場合は、逆に写真からカメラを選ぶという事を強くおすすめします。