光を感じるドラマチックな写り「銀残し」

写真は光の捉え方によって同じ被写体を撮っても違う表情を見せてくれます。

ペンタックスのカラーイメージの中でも明暗の激しい被写体をドラマチックに見せてくれるカラーイメージ「銀残し」。

朝の柔らかい光を「銀残し」で掴まえてみました。

そもそも銀残しってなに?

銀塩(フィルム)の現像の工程で銀を取り除く工程があるのですが、そこであえて銀を残しちゃう現像処理の事です。

銀が残っているため渋めの発色となり、どこかノスタルジックな雰囲気になります。

デジタルの「銀残し」

もちろんデジタルで銀を残すなんて処理はありませんので、デジタルでいう銀残しは「銀残し風」、「ブリーチバイパス風」と言う事になります。

銀残しの設定は彩度が低く、コントラストが高いのが特徴です。

ペンタックスのカラーイメージの中にある銀残しはこの2つの設定にキーを下げて中間調を落とすとこによって全体の明るさを潰しています。

なので同じ露出で撮ったとしても銀残しでは暗所の階調が出ずに潰れまくってる写真に仕上がったりします。

味として使えばとてもメリハリの効いた雰囲気の渋い写真が撮れます。

今回銀残しで朝の風景を撮ったのは、朝の優しい光を銀残しで撮ったらドラマチックに写るんじゃないかと思ったからなんです。あと、朝は光が柔く、そこまで明暗の差が付きにくいので私のような銀残し初心者でも撮りやすいかなとも思ったんですよね。

カラーの選択にもよるのでしょうがグリーン寄りの色調にすると金属との相性がとてもいいです。

銀残しで撮ると光の感じ方に敏感になりますので、光の捉え方の訓練にはいいのかも知れません。

まあ光を感じるにはモノクロで撮ってみるのが一番良いんでしょうが、色味が欲しい場合なんかはこの銀残しが役立つと思います。

他のメーカーでも彩度を落としてコントラストを高くしシャドーを上げたりすると銀残しの設定に近くなります。

同じ写真を撮っても別世界のような雰囲気になり、面白いので是非試してみてください。

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