サラリーマンは会社も「複業」の一つだと考えるべき理由

「モバイルボヘミアン」という本を読みました。

著者のお二人は元々会社員だったのですが、モバイルテクノロジーの進化のおかけでやりたい仕事をどんな場所でも出来る素晴らしさを書いています。

場所を選ばず仕事が出来る。それは旅をしながら仕事をする事も可能という事になります。今ではプライベートも仕事も垣根がなくなったという事が書いています。

確かに今のモバイルテクノジーであればスマホさえあれば写真も動画も撮れ、ブログも作れます。

極端な話、仕事もスマホだけで完結しようと思えば完結できるんです。

スゴイ時代ですよね。

サラリーマンの子はサラリーマン?

会社員でありながらなんとか別の収入も増やせないかな?

昔から物をオークションで転売したり、何かと儲けようと思って色々試してきましたが、それ一本で食ってくという事には私自身、踏み切れません。

やはり、自分の周りの環境がそう思わせているんだと思います。

というのも子供の頃からサラリーマンが一番安定した職だと思って育ってきたからです。

母親は自分の親(自分から見たら祖父)が職人だった事もあってお金に苦労したそうで、常々「仕事に波のある、自営よりサラリーマンが一番いいよ!」と言っていました。

父親も工場勤務のサラリーマンでした。

比較的、欲しい物も買い与えてもらっていた。

まあ、一般的な家庭で育ったのでやはり一般的な幸せを手に入れようと思う訳ですよね。

そんなこんなで、特に何不自由なく育てられてきた私は子供ながらに「どこかの企業に所属する会社員」が一番いいんだろうなと思っていたんです。

今の時代のサラリーマンは安定とは程遠い

しかし、私が高校生の時、父が勤めていた工場が閉鎖になったと突然連絡があったのです。(今となってみれば突然ではなく、前々から危なかったのだと思うのですが)

その時、父の崩れ落ちる姿を見ました。

永久就職と考えていた世代にはとても辛い一撃だったと思います。

電話を受けて初めて父親が泣いているのを見ました。

その後も父は再就職していましたが、歳をとってからの再スタートはとても辛そうでした。

一つの就職先がダメになると家のパソコンで永遠と「ソリティア」をやっていたり、気分がハイの時とローの時の差が極端で、躁鬱激しい状態になっていました。

そんな家にいて鬱々としている父の姿を見ては怒る母を見るのが嫌で仕方なかったです。

父は現在バイトのような仕事をしながら年金貰ってのんびり過ごしているので安心ですが、一時はどうなることかと心配しました。

そんな私もサラリーマンです。

ほとんどのサラリーマンがそうであるように、もちろん決まった給料で家族を養っています。

私も社会に出てかれこれ10数年になりますが色々な事がありました。

メンタルやられて初めて就職したところを1週間でやめたり。

リーマンショックの時は仕事が減り、ボーナスがカットになったり

東北の地震で仕事が減って人員削減があったり。

メンタルやられて仕事を辞めたり。

次決まった職を一週間でやめたり。(一週間でやめすぎだろ(笑))

そんなこんなで10数年サラリーマンしてきて感じる事は、

全然サラリーマンって安定してないじゃん!

ってことです。

今の時代会社がずっとあるっていう保証もないし、人と働いている以上人間関係にも波もあります。

会社員って大変だ・・・かといってフリーランスでやっていく勇気もないし、もっと大変そう・・・と悶々とした日々を過ごしている方はたくさんいるんじゃないでしょうか?

私自身も現在仕事的には充実してはいるものの、過去の経験上「いつかこの安定がくずれるのではないか?」とふと考える時があります。

最初に就職した会社を辞め、バイトをしていた時「どうしてこんなにバイトというだけで周りの人間からの風当たりが冷たいんだろう。バイトであろうと正社員であろうと仕事は仕事には変わらないはずなのに・・・仕事ってなんだろうな・・・」

とよく思っていました。

そして「一先ず正社員になれば答えが見えるはず」そう思って就職しました。

しかし、働き続けるほど「仕事ってなんだろう」とまた分からなくいっていったんです。

「副業」ではなく「複業」という考え

明確な「働き方」の答えが見つからない私にとって、この「モバイルボヘミアン」はとてもたくさんの答えをくれました。

一番私が惹かれた内容は「副業」ではなく「複業」という考えでした。

これは本職(私でいうと会社の仕事)以外の仕事を「副業」と思うのではなく、本職、副職自体の仕事の垣根をなくすという事です。今勤めている会社は「お金を貰いながら通えるビジネス訓練所」と捉えるって書いてあったんですが、「なるほど」と思いました。会社でつかんだパーソナルスキルは今後、自分のベースとなり大きな力になります。

これは私にとっては目から鱗の考えでした。

今からの時代はリスクヘッジとして「複業」をたくさん持つことで「安定」に繋がっていくって事なんですね。

また、これからの時代は一つの事を極めるのではなく様々な事に取り組んで「ミックス」してオリジナリティを生み出していく力が必要とも書いてありました。

私自身「飽きっぽく色々と試してみたくなる自分」というのがあまり好きになれずにいたんですけど、これも逆に武器になるんだと言ってもらえると凄く勇気をもらいました。

全ての事において無駄はないんですね。

「常にフリーランス精神。」

「今勤めている会社も数ある複業の中の一つ。」

「自分を信じてどこにいようが自分という人間で勝負していく。」

これからも色々な事にチャレンジして「複業」のチャンスを増やしていきたいです。

「モバイルボヘミアン」会社員の方もフリーランスの方も参考になる本だと思いますのでお勧めです。

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