仕事していると「あー、この人には勝てないなぁ」と思うような凄い人に稀に出会います。具体的にどんな人かというと仕事の処理が早く、トラブルが起きても微動だにせず、頼りがいのあるような人です。
私はそういう魅力のある人に積極的に近づくようにしています。
面白い人が多いですし、出来る人たちの行動を参考にすれば少しは為になると思い、観察させてもらってます。(書いてみると図々しいですね・・・)
で、話したり観察していると結構そういう人って似てるんですよ。
今回は私が今まで見た何人かの「出来る人」の行動の共通点を4つほどあげてみました。
仕事をしていく上で少しでもヒントになれば幸いです。
出来る出来ない考えずに手を上げる
小学校でみんな手を上げてるから指されないだろうと、とりあえず手を上げて痛い目見た人は多いはず。
大人になるとみんな賢くなるのか、「いらないところで手を上げると痛い目みるぞ」と思うわけです。
「この企画のリーダーは?」
「この改善のまとめは誰がする?」
みんな、下を向いて当てられないよう必死です。
でも、仕事の出来る人たちはこの場で躊躇なく手を上げます。出来る出来ない関係ありません。
出来ればやるだけ、出来なければ出来ない事を出来るようになるチャンスだととらえます。
その場、その場でその第一線、舞台に立ち続けること。
それが経験値になっていく事を知っているんですね。
こういうチャンスを嫌う傾向があるのはサラリーマンに多く見られますがどうしてでしょう?
そういった気持ちってお金がもらえるっていう「安心感」からきてるんじゃないでしょうか?
逆に自分が売れていない無名の芸人だったらどうでしょう?
きっと自分を売ることに必死ですよね?
「この企画やりたいな」
「この仕事もらえたらもっとテレビに出れるのに」
こんなことを考えていてチャンスがあれば狙っています。
よくよく考えたら主役になれるかもしれない場面で、結構もったいないことをしている気がします。みんなが自分をその舞台の主役と認識してくれるチャンスを逃しているんですからね。
評価をあまり気にしていない
よく考えがちな甘い考えとして「主役になって目立てば評価に繋がる」と勘違いしてはいけません。
評価なんて必ずされるなんて限りませんよね?
評価されなかった時に評価を気にして動く人は崩れやすいです。
仕事の出来る人はそういった小さな次元で動いていなくって、自分を成長させる事だけを優先させ、切磋琢磨しているのです。
それがただ評価につながっていっただけの事なんですよね。
失敗を恐れない
仕事出来る人は、色んなチャレンジをしているから話題も豊富です。
そしてなんといっても経験豊富な人の過去の失敗談って最高に面白いんです。
当然面白い分興味もわくので、その人が失敗で得た教訓なんかががスッと頭に入ってくるんです。
「いやー、あの時は参った・・・けどその後にこうやって切り替えて、何とかなったんだよね」
失敗した話を聞くと、失敗してもすぐに次の一手を考えて行動している事がわかります。仕事の出来る人間ほど「次に次にとトライし、失敗を恐れない」ので本当に強いです。
変化に柔軟に対応できる
仕事出来る人は日々のチャレンジで培った「応用力」という武器を持っています。なので日々の変化、トラブルに対してのレスポンス、切り返しが驚くほど早いのです。
変化と言っても大きなものだけでなく日々の中での変化点にも敏感です。
え?
自分はベルトコンベアーから流れてきたものを毎日同じ作業しているから変化なんかないから関係ないって?
確かにそういった仕事は変化があっては困ります。逆に標準化した作業をこなさなくてはなりません。
しかし、設備だって壊れるし、標準化したものが、はたしてどこまで完璧かなんてわかりません。
「早く仕事終われ!時間よ進め!」と考える人と
「なにか改善できる事はないかな?」
と考える人とでは大きく成長に差が出ます。
小さな変化点にも気づく人になりたいですね。
いかがでしたか?あなたの周りにもこういう人っていませんか?
こうやってまとめてみると仕事の出来る人って「自分の成長」に重点を置いていることがわかります。
もちろん、これ以外にも仕事の出来る人の共通点はいっぱいあると思います。それだけ仕事の出来る人はたくさんの魅力を持っているって事ですね。
そんな魅力的で人に頼られる存在になりたいですね!
え?
別に仕事出来る人間にならなくてもいいよ。めんどくせーって?
でも、少しは仕事出来る人になりたいとは思ってこの記事読んでくれたんですよね?
そもそも興味がなきゃこんな最後まで読まないでしょ?
え?ただ何となく面白そうで気になるブログだったから読んだって?
君。
しょうがない奴だな。
でも